プロ野球トリプルースリー達成者一覧と山田哲人,柳田の可能性。
2015/09/09
出典:http://news.goo.ne.jp/article/baseballking/sports/baseballking-45481.html
最近の野球が個人成績において非常に面白いことになっています。
ペナントレースについては、パリーグはホークスの独走、セリーグは6チームがほぼ同じくらいで全チーム一応CS狙える感じにあります。
そんな中ヤクルトの山田哲人選手とホークスの柳田選手がトリプルスリーを現実的に狙える位置にいます。
今回の記事ではとりあえず、トリプルスリーとはなんぞや?今までの達成者、そして二人の現状の成績等について特集しました。
*別記事にて山田哲人選手の特集を組んでいます。興味ある方はご覧ください。
『ヤクルト山田哲人特集(ドラフト、年俸推移、来期の年俸予想など)』
トリプルスリーとはなんぞや?
そもそもですが、トリプルスリーとは以下の3つを達成することを指します。
- 打率3割
- 本塁打30本
- 盗塁30
上記3要件ですが、最も難しいのは本塁打30本&盗塁30と言われています。
確かに普通に考えても本塁打と盗塁の共存が一番難しいように感じます。
打率&本塁打はバッティグのよいバッターであれば達成確率は上がりますし、打率&盗塁はアベレージヒッターであれば達成できそうな気がします。
ちなみにメジャーリーグではトリプルスリーは余り重視されていません、ただし、本塁打と盗塁については、よく取り上げられます。(30-30みたいな感じで書いたりしますね。)
ボンズ選手や以前広島にいたソリアーノ選手が有名です。
日本において生涯成績では、張本氏が唯一『打率3割、300本塁打、300盗塁』を達成しています。ただ、トリプルスリーは達成していません。
歴代トリプルスリー達成者
トリプルスリー達成者は下記8人です。
1950 岩本義行(松竹) 率.319 本39 盗34
1950 別当薫(毎日) 率.335 本43 盗34
1953 中西太(西鉄) 率.314 本36 盗36
1983 簑田浩二(阪急) 率.312 本32 盗35
1989 秋山幸二(西武) 率.301 本31 盗31
1995 野村謙二郎(広島)率.315 本32 盗30
2000 金本知憲(広島) 率.315 本30 盗30
2002 松井稼頭央(西武)率.332 本36 盗33
直近でも松井稼頭央選手なんですね。8人しか達成していないのをみてもこの記録がどれくらい難しいかが分かるかと思います。
山田選手、柳田選手の成績は?
2015.8.23時点ですが、両選手の成績は下記の通りです。
◆山田哲人
出典:https://www.youtube.com/watch?v=x4U5jDKwQDc
安打150(2位) 二塁打33(1位) 三塁打1(26位T)本塁打31(1位) 塁打数278(1位) 打点79(2位)
得点97(1位) 三振84(6位) 四球58(3位) 死球5(9位T)犠打0(−位) 犠飛2(18位T) 盗塁26(1位)
打率.3333(1位) 出塁率.414(1位) 長打率.618(1位)OPS1.032(1位) 得点圏.3516(2位)
9部門でトップ
*別記事にて山田選手を特集。
『ヤクルト山田哲人特集(ドラフト、年俸推移、来期の年俸予想など)』
◆柳田選手
出典:https://www.youtube.com/watch?v=LFX1MBX9-lQ
安打150(2位) 二塁打25(7位T) 三塁打1(25位T)本塁打26(4位T) 塁打数255(1位) 打点82(3位)
得点86(1位) 三振78(10位T) 四球62(1位) 死球11(2位T)犠打0(−位) 犠飛1(−位) 盗塁26(1位T)
打率.3694(1位) 出塁率.465(1位) 長打率.628(1位)OPS1.093(1位) 得点圏.429(1位)
9部門でトップ!!
◆トリプルスリーの可能性は?
山田選手については、あとは盗塁4つのみですので、30試合程度残しいることから充分可能と思われます。
柳田選手についてもあとはは4つ、本塁打4本なのでほぼ射程圏内にあります。
なんと、、、セパ両リーグから同時に誕生となれば前代未聞です。
さらに、さらに、、、山田選手の成績をみて分かるとおり、三冠王にも手が届きそうな位置にいます。
三冠王+盗塁王の4冠達成した人はいません。
またセリーグの三冠王と言えば元阪神のランディバース以来出ていないので、30年ぶりの誕生となります。
ただ、難しいのは現在ぎりぎり3位にあるということです。CS出場の瀬戸際の中個人記録を狙うのは中々難しいことであると思います。
ただし、この歴史的な記録というものは、こういった緊張感の中で生まれるようなものなのかもしれません。
まとめ
2015年のプロ野球もあと残すところ一ヶ月。
この二人から目が離せなくなりました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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